ミャンマー反軍政デモ


ミャンマー反軍政デモ
僧侶や市民ら20万人近く参加

 ミャンマー軍事政権に抗議するデモは24日、先頭に立つ僧侶に市民らが加わり規模が急速に膨れあがった。
現地からの情報では、最大都市ヤンゴンでは20万人近くがデモに参加、軍政打倒も叫んでいる、という。
1988年に社会主義体制で独裁を続けていた当時のネ・ウィン大統領らの失脚につながった全国デモ以来の規模で、軍政も容易には阻止に動けない状況になりつつある。

 ヤンゴンでの僧侶らのデモは7日連続。
この日は同国内で最も権威のあるシュエダゴン・パゴダから約5000人の僧侶がデモを開始した。
これに別の僧侶グループ、市民らが次々に合流、1時間後には10万人規模に達した。
軍政が警戒する最大野党、国民民主連盟(NLD)の党員も多数デモに参加。
市内の交通は一部でマヒ状態になっている。
<解説:引用>