ゴールデン・グローブ賞


ゴールデン・グローブ賞

「バベル」「硫黄島からの手紙」が受賞 
G・グローブ賞

 アカデミー賞の前哨戦とされる第64回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が15日、ロサンゼルスのホテルで開かれ、菊地凛子(りんこ)さん、役所広司さんが出演した「バベル」(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)が映画の作品賞(ドラマ部門)を受賞した。
ロッコ、米、メキシコ、日本で展開する四つの出来事が絡み合うこの映画でろうあの高校生役を熱演した菊地さんは、助演女優賞にノミネートされていたが受賞は逃した。

 また、第2次世界大戦の硫黄島をめぐる攻防を日本の視点で描いたクリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」は外国語映画賞を受賞した。
会場には主役の渡辺謙さんも姿を見せ、イーストウッド監督は受賞のあいさつで「偉大なケン・ワタナベに感謝したい」と話した。