● 作家概要


瀬戸内寂聴 プロフィール
(1922年生 作家)

徳島市生まれ。
東京女子大学国語専攻部卒業。
1956年に新潮社同人雑誌賞受賞。
60年第一回『田村俊子』で田村俊子賞受賞、
63年『夏の終わり』で女流文学賞受賞。


瀬戸内晴美の筆名で幅広い創作活動を展開する。
73年、平泉・中尊寺で得度受戒し、法名は寂聴、
京都の嵯峨野に「寂庵」を結ぶ。
87年には岩手県天台寺住職に就任、
88年から4年間、敦賀女子短期大学学長に就任。
92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞受賞。
95年『白道』で芸術選奨文部大臣賞受賞。
97年文化功労者受賞。
98年NHK放送文化賞受賞。


古典に造詣が深く、特に『源氏物語』に関する著書は多数。
98年『源氏物語』の現代語全訳完成。
源氏物語』に関するものとして、『女人源氏物語』『わたしの源氏物語
『歩く源氏物語』『源氏物語の脇役たち』『瀬戸内寂聴源氏物語』などがある。