2005-08-28 ● 人物評論 昭和38年に「江分利満氏の優雅な生活」で直木賞を受賞した、作家山口瞳の一生に迫る。 戦中作家の代表となる一人山口瞳は自分を含め、そのまわりの人々を書き続けた。 サントリーの社員時代は「トリスを飲んでHAWAIIに行こう」のコピーで有名となり、直木賞受賞後から連載を始めた週間新潮のエッセイ「男性自身」は32年間1度も休まずに書き続けました。 その山口も平成7年8月30日肺ガンのため永眠しました。