シュミーズ姿の少女


シュミーズ姿の少女
ピカソ

 この作品は、青の時代に描かれたもので、何か考え事をしている少女の表情が印象的です。
背景は暗い青が塗られていて、見ている人を不安な気持ちにさせます。
ここに描かれている少女は平たく描かれていて、ピカソキュビズムへの変化も見ることができます。
ロンドンのテイト・ギャラリーにあります。

 長生きしたピカソは、時代によって絵画の雰囲気が全く違います。
ピカソの絵画は特徴ごとにそれぞれ分類されています。

『青の時代』のピカソ
(1901〜1904年)
 1901年、友人の一人がこの世を去ってしまいます。
とてもショックを受けたピカソは、貧困や孤独、絶望をテーマにした冷たい青色を多くつかった絵画を制作するようになりました。
この時期に描かれた絵画は『青の時代』と呼ばれています。
<解説:引用>