朝青龍が奉納土俵入り

朝青龍が奉納土俵入り
  「絶対いい年にする」

 大相撲の横綱朝青龍が5日、東京都渋谷区の明治神宮初場所前恒例の奉納土俵入りを行い、約4500人の参拝客から拍手と声援を受けた。
 厳しい冷え込みの中、気合の入った表情で雲竜型の土俵入りを披露し、「絶対にいい年にする」と表情を引き締めた。

 先月末に右肩を痛め、年末年始は故郷モンゴルで休養した。
けいこ不足は否めず、この日もしこを踏んで、若手力士に胸を貸しただけだった。
 初場所は、4連覇と史上5人目となる20度目の賜杯を目指す。「ぶっつけ本番」と危機感を募らせながら、「ことしは全勝を続け、けがなく相撲を取りたい」と気合を入れた。