蜂須賀茂韶 

nippon53742006-10-27


蜂須賀茂韶 
はちすか もちあき
弘化3年(1846)8月8日〜大正7年(1918)2月10日

 東京生まれ。
徳島藩主蜂須賀斉裕の次男。
世子時代は朝命に応じて国事に奔走した。
明治元年(1868)徳島藩主を継承し、新政府の議定として刑法事務局輔や民部官知事に就任。
2年(1869)版籍奉還にともない徳島藩知事。
5年(1872)イギリスに留学。
帰国後は、大蔵省関税局長、参事院議官などをつとめた。
15年(1882)特命全権公使としてフランスに駐在。
17年(1884)侯爵。
帰国後は、元老院議官、東京府知事貴族院議長、文相、枢密顧問官などを歴任した。
一方で、華族資産の有効活用を主張して北海道で農場を経営。
俳句・能などを嗜み、その振興にも努めている。