部分月食
8日未明、各地で 1時間半ほど続く
満月の右上が欠ける部分月食が8日未明、各地でみられた。
国立天文台によると、沖縄、鹿児島、札幌からよく見えたという報告があったという。
部分月食は、太陽と地球、月がほぼ一直線上に並んだとき、地球の影が月に映って起こる現象。
月食は8日午前3時5分ごろから1時間半ほど続いた。
同51分ごろに最も大きく欠け、満月の直径の約5分の1が完全に暗くなった。
このうち福岡市内では、雲が多く、雲間からの観測となった。
午前3時すぎ、月の右上が欠け始め、最大時には月の約20%が欠けた。
その後、月は元の姿に戻っていき、初秋の天文ショーは4時半すぎに終わった。