ブリトニーさんの妊婦ヌード

nippon53742006-08-26


ブリトニーさんの妊婦ヌード
一転OK 地下鉄駅広告

 ファッション誌が東京の地下鉄の駅広告に妊婦のヌード写真を使おうとしたところ、異議が出た。
すったもんだの末、修正なしで28日から表参道駅に掲げられることになった。
そもそも「不適切」な写真だったのか。

 写真は米国歌手ブリトニー・スピアーズさん(24)が裸で座り、胸を手で覆った上で身ごもった下腹部を見せている。
米国の月刊誌「ハーパース・バザー」の日本版10月号のPRとして、この表紙写真を用いた約2.5メートル四方の大型広告などを東京メトロの駅約30カ所で展開する企画だった。

 次のような文章にすることでいったん折り合いがついた。

 「……母になる幸福を全身で表現しています。……この場所では本誌と同じ表現をすることができないため、このような処理をしました」

 ところが、メトロ社はこの合意を撤回。24日夕、修正なしで掲載を認める方針に変えた。
同社広報課は「当初の担当者より上のレベルで、直接的な性表現には当たらないとの判断があった」と説明した。

 同誌の担当者は言う。

「米国ではもともとの広告写真にクレームなどなかったと聞く。表参道は日本のファッションの発信地でもあり、趣旨を分かってほしかった。作ってしまった黒いシールは無駄になるが、最終的にはよかった」