宮島水中花火大会

nippon53742006-08-15


宮島水中花火大会

 世界遺産厳島神社がある宮島(広島県廿日市市)沖で14日夜、約5000発の花火を打ち上げる「宮島水中花火大会」(宮島観光協会主催)があった。
お盆で里帰り中の家族連れや浴衣姿の若者ら約25万6000人が島内と海をはさんだ対岸で、朱色の大鳥居を彩る幻想的な大輪の華に見入った。

 花火は午後8時前から、海に浮かべた船から打ち上げられた。
赤や黄、緑の美しい姿を上空に咲かせるものもあれば、半円状の輪を海面に開かせるものもあった。
朝5時に起きて場所取りをしたという広島県福山市の会社員浜野靖久さん(29)は「鳥居のシルエットがきれいだった」と話していた。