こうなご漁 最盛!

nippon53742006-05-23


 海上に青い灯火、コウナゴ漁最盛期 北海道

 札幌から西に約100キロ。日本海に面した北海道寿都(すっつ)町の寿都湾では、コウナゴ漁が最盛期を迎えている。
日が沈むと漁港から船が次々と出港、弁慶岬周辺に集まりコウナゴを誘う集魚灯で海を青く浮かび上がらせ、幻想的な風景を作り出している。

 漁は夜通し続けられ、この時期、寿都漁港には約3トンが水揚げされる。多いときには20トンにもなるという。
4月下旬に漁が解禁となったが、例年より水温が低く、最盛期は半月ほど遅れているという。
水揚げされたコウナゴは主に地元でつくだ煮に加工され、町には活気とともに甘い香りが漂う。