ジャワ島 火山噴火!

nippon53742006-05-16


 インドネシア気象当局は15日、火山活動が活発化していたジャワ島中部のムラピ山(海抜2968メートル)の噴火が始まったことを明らかにした。

 火口から火砕流が6キロ地点まで流出。
危険地域の4万8000人の住民の5割は避難したが、家畜の世話などを理由に避難を拒否する住民も多く、人的被害に及ぶ可能性もある。

 気象当局は15日朝、ムラピ山で2度の噴煙を確認、「小規模な噴火が始まった」としている。
13日以降、度々火砕流も発生、溶岩ドーム崩落による大規模火砕流の可能性が強まったとして、地元自治体は火山の周囲20キロ内の住民に避難を勧告した。