鳴門の渦潮

nippon53742006-04-18


 春の観光シーズンに入り、鳴門海峡の渦潮が見頃を迎えている。
この時期に吹く南風の影響で、年間を通じて最も形が整った渦を眺めることができる。
16日も多くの家族連れやカップルが観潮船に乗り込み、轟音(ごうおん)とともに豪快にうねる渦を間近で楽しんだ。

 干潮時と満潮時に瀬戸内海と紀伊水道の潮がぶつかることによって生じる渦はこの日昼すぎ、兵庫県・淡路島と徳島県鳴門市を結ぶ大鳴門橋付近に出現した。
今は直径15〜20メートルだが、大型連休には、渦が最大の二十数メートルに達する「大潮」となる。