アルペンルート 除雪

nippon53742006-03-26


 北アルプスを貫き、富山市と長野県大町市を結ぶ立山黒部アルペンルートのうち、高原バスが走る全長約23キロの道路の除雪作業が4月中旬の全線開通に向け順調に進んでいる。

 起点の美女平(977メートル)から終点の室堂(2、450メートル)に向けて真っ白な雪原の中を掘り進まれた道は、青空が広がった24日、天狗平(2、300メートル)付近まで到達、太陽の光を受け、一筋の曲線となって浮かび上がった。

 昨年12月中旬からの断続的な大雪で、雪が固く締まり、作業の遅れが心配されたが、現在は例年並みのペースという。開通後は多数の観光客を乗せたバスが行き交い、にぎわいを見せる。