略歴

• 1948年 - 処女小説『終わりし道の標べに』を刊行。
• 1950年 -「赤い繭」で戦後文学賞を受賞。
• 1951年 -『壁 - S・カルマ氏の犯罪』で芥川賞を受賞。
• 1958年 - 戯曲『幽霊はここにいる』で岸田演劇賞受賞。
• 1963年 -『砂の女』で、読売文学賞を受賞。
• 1967年 - 戯曲『友達』で谷崎潤一郎賞を受賞。
• 1968年 -『砂の女』でフランスの最優秀外国文学賞を受賞。
• 1973年 - 演劇集団「安部公房スタジオ」を結成、主宰。
• 1974年 - 戯曲『緑色のストッキング』で読売文学賞を受賞。
• 1977年 - 米国芸術科学アカデミー名誉会員に推される。
• 1986年 - 簡易着脱型タイヤ・チェーン「チェニジー」により
「第10回国際発明家エキスポ86」で銅賞を受賞
• 1992年 - 12月25日深夜、執筆中に脳内出血による意識障害を起こし入院。
• 1993年 - 1月22日、急性心不全のため、死去。


参考: 『砂の女』は1964年東宝より映画化された。
監督:勅使河原宏
脚本:安部公房
出演:岡田英次岸田今日子など

• 死後、『飛ぶ男』などの遺作が、ワープロフロッピーディスクから発見されるという、当時としては珍しい遺作の発見のされ方が話題となった。